
マキシンは、見た目に綺麗なだけでなく、被ってもなお美しい帽子作りを徹底しています。
1940年創業以来、マキシンの帽子には、職人の情熱と頑固なまでの使い心地と素材へのこだわりが生き続けています。
工房には、歴史を感じさせる約1000個にのぼる帽子の木型や使い込まれた道具類が並び、生地を型になじませる時に使う蒸気がジューと音を立てています。また、1階に店舗があり、そこでお客様が何を求めているかといった情報がすぐに工房にフィードバックされると同時に、各百貨店の営業担当者からの情報も集約されることから、そうした情報をもとに、資材フロアに備えられている材料を吟味しながら、すぐに製作に入れる体制が整っています。
マキシンでは基本的にすべて手作りで帽子を製作しているため、同社には職歴50年、神戸のマイスターにも選ばれている山口巌氏を筆頭に、多くのシャプリエ(帽子職人)たちが黙々と帽子に向かっています。帽子の頭へのフィット感やあたり具合などは、その人その人によって異なるため、一日中被っていても被っていることを忘れてしまうような、髪の毛と同化するような帽子こそが理想的な帽子であり、それがマキシンの帽子づくりの真髄です。
永年培ってきた技術と豊富な知識から生まれる多種多様なデザイン、カラー、クオリティの高さを追求しつづけるマキシンの帽子は、世界中の良質の素材を吟味選択、手間ひまかけた手仕事で素材の風合いを引き出し、磨かれた感性で美しい表情を創り出しています。こうしてマキシンのオリジナルハットひとつひとつに手の温もりとこまやかな愛情が込められていきます。
今日では皇族ご愛用の帽子、航空会社の客室乗務員の帽子、オリンピックや国際博覧会の制帽など、世界中が注目した帽子も数多く手がけています。